今年はこれに加えて「がんのワンコイン500円検診」
を行っています。女の子の乳がん、男の子のがんの検診を¥500円(別途税)行っています。
悪性率は???→イヌは50%ルール!猫は90%ルール!!
・乳腺に発生するしこりのうち、犬では約50%が悪性で猫では90%が悪性です。
・進行すれば元気、食欲がなくなりますが、初期には痛みはなく全身的な症状はみられないため、みのがしがちです。
・万が一、腫瘍が破裂すると、悪臭を放ち痛みが出るため、毎日の消毒や傷口をなめないようにカラーを付けたりしなくてはなりません。
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・乳腺は人間では左右合わせて2つですが、犬では10個、猫では8個あります。
・お乳の数だけガンになりやすいのです。
?しこりが悪性だったら、、、
・手術しないと半年で、肺がんになっていたら2か月で死に至るといわれています。
・悪性とは肺がんになって(肺転移)呼吸困難で死に至ることです。
・1年前に良性と言われたものが悪性に変わることもあります。(悪性転帰)
・体中から出血して(DIC)死に至るものもあります。(炎症性乳がん)
・悪性度が高いのものや手術ができない場合は(心臓、腎臓、肝臓に持病があるなど)抗ガン剤治療になります。
特に尾側の乳腺に多く発生します。
?小さなしこりは「氷山の一角?」
大きければ悪性、小さければ良性の素人判断は危険です。
小さくても根っこ(脈管浸潤)があり、ほかのところに芽が出る可能性があります。
乳腺とはもともと根っこでそれぞれの乳腺がつながっているので、つながっているところを同時に切除(領域切除術)しなければなりません。領域とは「3つ3つルール」です。つまり第1?第3乳腺領域、第3?5乳腺領域で、これが右と左にあるわけですので4グループにわけられることになります。
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乳腺は女性ホルモン由来で発達するので一般的に避妊手術をしていれば、しこりが大きくなりにくいのです。避妊手術をしていると同時に子宮蓄膿症や卵胞嚢腫といったこわーい病気も防ぐことができます。
乳がん検診のこの機会に、乳腺のしこりの発見の仕方や避妊手術について、もう一度確認していただけたらと思います
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「タマタマ」検診キャンペーン
・1歳を過ぎて、「タマタマ」が正しい位置に2つありますか
・「タマタマ」が左右の袋に1つずつはいってないと、それは病気の前兆です。
・片方だけが極端に大きいなども要注意です。
・がんになってから去勢するのではなく、がんにならないために去勢をしたほうが賢いのです。
・去勢手術は同時に、年を取った時におしっこが出にくい(前立腺肥大)、お尻周りのしこり(肛門周囲腺腫)や排便障害(会陰ヘルニア)の発生率も減らすことができるといわれています。
・放っておくと「セルトリ細胞腫」というガンになって、脱毛やオスなのに乳腺がはれたり、貧血を起こして死に至ります。
・このがんは転移しやすいため手術をしても手遅れになることが多く、抗がん剤や放射線治療をしなくてはなりません。
・特にオス猫ちゃんは去勢することにより、スプレー行動や縄張り意識による攻撃性を抑えることができ、万が一外へ出た時も、ケンカの咬傷事故によるエイズや白血病のウイルス感染を防ぐことができるといわれています。
・少しでも気になることがありましたら、スタッフまでご相談ください。
完全予約制になりますので、まずはお気軽に電話連絡してください。